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内容説明
「命のビザ」の杉原千畝とアメリカ日系人部隊の勇気!!ホロコーストを生き抜いたユダヤ人少年の感動の手記。
目次
第1章 日系人部隊の隠された戦功
第2章 杉原千畝との出会いと別れ
第3章 必死の逃避行
第4章 スラボトケ・ゲットー
第5章 ビッグ・アクション
第6章 ゲットー解体
第7章 奴隷労働への道
第8章 生きている歓び
第9章 すばらしき解放者
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobuko Hashimoto
19
リトアニアで生まれ育ったユダヤ人少年のホロコースト回想録。杉原関連本には、杉原との交流部分ばかりが引用されるが、本書はそれ以外の体験の方が断然面白い。面白いという表現はそぐわないかもしれないが…本書で語られているユダヤ人に対する迫害、殺害、略奪の様子は生々しく残酷で非常にショッキングである。それでもカウナスではユダヤ人同士の結束が固くコミュニティの信頼関係が崩れなかった。詳細は、この夏、かつてのゲットー跡を訪れた記録と併せてブログに。http://chekosan.exblog.jp/27140033/2017/09/22
ルナティック
4
リトアニアに住んでいた少年が著者。この方は、当時実際杉原千畝氏に会っていますね。その描写もあります。まさか、と思っているうちに、追い詰められる様子が、生々しく描かれていますね。当然酷い描写もあります。少年の視点から見た、追い詰められる人々の苦悩、そして自分も・・・収容所での描写もありますので、まさにこの少年視点で、当時を見ることができるかと思います。いや、別にみたくない方には、無理にはお勧めしないが・・・苦笑2014/03/16
こなゆき
2
人ってここまで鬼になれるんだ…と真っ青になりました。悲惨な事実だけど、こんな人達がいたって事実は知っておきたい。分厚い本だけど、ガツガツ読めました。2012/06/07
hazuki7890
0
暴力の極み.2017/09/28