内容説明
一本の槐の樹からすべては始まり、函谷関に至る。青年風洪の光と夢に祝された華麗なる物語世界。宮城谷中国小説のついに最高傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大門寺豪徳
14
主人公の孟嘗君が赤ん坊なのでまだ一言も喋らない。でも面白いからグングン読めてしまう。活躍が待ち遠しいが焦らず読もう。2017/10/10
ひさしぶり
8
度々の断捨離にも耐えて本棚に居残った。20年ぶり?惜別の想いで再読。お題の主人公は泣いて笑って寝るだけなのに脇だけで充分面白い。全巻読んだら50冊余姪に譲渡の予定だけどコレも残すことにならないか心配。2019/06/22
MASA PAPA
4
宮城谷さんの作品で、現在自分の中で一番。風洪が清々しい。孟嘗君の話よりも今は風洪中心。2015/10/05
りんふぁ
4
友人に勧めてもらって読み出しました。中国物は読むのが苦手だったのですが、これは読みやすい!!文がまだまだ赤ちゃんです。この先どうなるのか気になりますが、友人のアドバイス通り、焦らずしっかりゆっくり読み進めます。2013/07/15
朱夏
4
宮城谷作品を読むと、中国の春秋時代が大好きになる!2009/01/09