講談社文芸文庫
杉田久女随筆集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061983373
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

大正期、俳誌「ホトトギス」に身近な台所雑詠を投句、目覚めつつある女性の心の叫びを鮮烈に詠み、天才と謳われながら、師・虚子に破門されるや一転、孤立のなか窮死。強烈な自我と時代の軋轢に苦しみながらひたむきに生きた杉田久女の人生を、俳句、随筆、俳論の三部で構成。

目次

俳句
随筆(生い立ち;身辺雑記)
俳論・俳話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

67
もうかなり手に入りにくい本だと思うので、古本屋さんにあったのを見つけたときは本当にうれしかった。俳句、随筆、俳論の三部構成で、文章は肌感覚に訴えかけるような独特の感性を持ち、俳論では理性的で論理的なしっかりとした教養を持った作家であることがわかる。私にとって重要な資料。2017/04/03

みみこ

0
親近感と珍しさが同居している随筆。それぞれの時代の生き方を肌で感じたことがあるなら、もっと違った感慨を持ったことだろう。2022/04/15

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