講談社文芸文庫<br> 欺かざるの記抄―佐々城信子との恋愛

講談社文芸文庫
欺かざるの記抄―佐々城信子との恋愛

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061976900
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

内容説明

人生の思索を記した独歩の日記『欺かざるの記』から、佐々城信子との恋愛、結婚、離婚を経て、二十六歳で処女作「源叔父」を完成する迄の、日記の後半を全文収録。愛する女性を得た無上の歓びと煩悶、妻の家出、別離へ至る浪漫的恋愛と、明治人の近代的自我の内面が刻明に綴られ、時代の制約の中を強く生きる女性の行動の軌跡が知られる。名作『武蔵野』を発表する以前の、若い日々の著者の精神史。

目次

第1部 自明治二十八年六月十日至明治二十八年八月二十九日
第2部 自明治二十八年九月八日至明治二十九年五月九日
第3部 自明治二十九年八月十四日至明治三十年五月十八日

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

風斗碧

0
再読。色々人間関係が分かってから読み直すと面白かった。2023/10/16

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