講談社文芸文庫<br> 浅草紅団・浅草祭

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講談社文芸文庫
浅草紅団・浅草祭

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  • サイズ 文庫判/ページ数 308p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784061963979
  • Cコード C0193

内容説明

昭和はじめの浅草を舞台にした川端康成の都市小説。不良集団「浅草紅団」の女首領・弓子に案内されつつ、“私”は浅草の路地に生きる人々の歓び哀感を探訪する。カジノ・フォウリイの出し物と踊子達。浮浪者と娼婦。関東大震災以降の変貌する都会風俗と、昭和恐慌の影さす終末的な不安と喧騒の世情をルポルタージュ風に描出した昭和モダニズム文学の名篇。続篇「浅草祭」併録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

56
自分の知っている浅草ではないような、猥雑さと貧困がもたらす哀しい商売の数々。未知の川端康成の世界。ちょっと衝撃を受けるくらいに。2016/10/07

G三世

16
昭和初期の浅草を背景に、浅草紅団を描く体ではあるが、話の筋はあってないもので、ある箇所も断片的である。華やかで、猥雑で、混沌とした浅草の風景の中に、話までも溶け込んでしまった印象を与える不思議な作品。川端自身は「浅草祭」の序において「浅草紅団」を失敗作として、「浅草祭」はより静かな目線で衰退する浅草をとらえようとしている。ただ、私は失敗作とは思えなくて、混沌を混沌のまま捉えたいい作品であると思う。2017/03/23

藤月はな(灯れ松明の火)

15
以前、「浅草色つき不良少年団」を読んでから当時の浅草を描いたこの作品を読みたくなりました。時代によって売春、浮浪者など現代では決していい目ではいられない子供たちが逞しく、生きる姿が生き生きと描かれています。弓子の「女になりたい」と姉を恋に狂わせ、軽蔑するきっかけになった元恋人に頼み、その意気地なさを嘲笑するシーンが個人的にすごく、好きです。浅草の子供たちの後日談は子供時代の終わりを象徴していてノスタルジックな気分になりました。2011/07/06

東京湾

14
「浅草公園は恵まれぬ大衆がここに棄てる、生活の重みと苦しみとがもうもうと渦巻いて、虚無の静けさに淀み、だから、どんな賑かな騒ぎも寂しく聞え、どんな喜びも悲しげに見え、どんな新しさも古ぼけて現れるのだ」かつてそこにあった風景。跋扈する不良少年少女とともに、大正から昭和初期にかけての浅草、その混沌を歩む。物語を読むというよりは観光するような気持ちで読んだ。実に猥雑としており、戸惑いながらも唆られる。小説としての出来は著者本人も苦言を呈しているようだが、地域資料、あるいは郷土文学として一読の価値はあると思う。2020/03/10

ピコ

10
固有名詞が異様に多い、話の展開が断片的でわかりにくい、など読みにくさもあるが、当時の浅草の混沌とした匂いみたいなものが、とても作り話とは思えない『本物』の匂いがある、不思議な作品でした。 『浅草祭』冒頭で、浅草紅団を下らない失敗作とこき下ろす様には笑った2019/06/02

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