講談社文芸文庫<br> ちぎれ雲

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講談社文芸文庫
ちぎれ雲

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  • サイズ 文庫判/ページ数 193p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784061962149
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「おれが死んだら死んだとだけ思え、念仏一遍それで終る」死の惨さ厳しさに徹し、言葉を押さえて話す病床の父露伴。16歳の折りに炊事一切をやれと命じた厳しい躾の露伴を初めて書いた、処女作品「雑記」、その死をみとった「終焉」、その他「旅をおもう」「父の七回忌に」「紙」等22篇。娘の眼で明治の文豪露伴を回想した著者最初期の随筆集。

目次

雑記
終焉
すがの
かけら
手づまつかい
造語家

れんず
旅をおもう
水仙

父の七回忌に
このごろ
てんぐじょう

結ぶこと
ほん
ぜに
二百十日
在郷うた
対髑髏のこと

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

薄明

7
幸田文の初期エッセイ集。彼女が筆を取ったのは、父・露伴の最晩年、露伴のことを書くよう求められてのこと。よって書かれているのは娘から見た父であり、また中沢けいの解説より言葉を借りると「子の遠慮というものを押して押してどこまでも押し通した作品」である。空襲の際には露伴を押入にいれて布団で塞いで、自分はその布団の前に座っていたというから凄まじい。折々に自己評価の低さも覗くが、慈しまれた子のしたたかさも感じられるからか痛ましくはない。単純な敬慕ばかりではなかったのだろうが、その親の子でよかったのだろう。2016/03/20

topo

5
娘の眼で父 露伴を回想した随筆集。 幸田さん独特の形容詞と文体で語られる文豪露伴の性格はもちろん当時の市井の人々の生活も興味深く読んだ。 特に空襲下での緊迫した親子のやりとりを含む『終焉』は傑作。 病床の親を案じる子、子の命がすべての親の心情が痛いほどに伝わる。2019/07/25

amanon

4
著者が父親を看取る経緯、また父親との愛憎入り混じる関係はこれまで手を替え品を替えという感じで読んできているはずなのに、それでも読むたびに心にストンと落ちてくるものがあるのはどうしてだろう?それこそが著者の持ち味と言われればそれまでだけれど、それだけでは片付けられない深いものがあるような気がしてならない。一つには父露伴の偉大さがあるだろうし、また著者が類稀な身体感覚と感受性を持っていたからだろうと想像する。後驚かされたのが永井荷風とのエピソード。露伴と荷風との邂逅が実現されなかったのは、返す返すも残念。2018/04/21

ムツモ

2
母の本棚から。一体、親が死ぬときに「もう行っちゃうよ」「はい」などと言葉を交わせるものだろうか。家族の病、死、大震災、戦争などを生き抜いて常に覚悟のようなものがあったのだろうが、しかし私の未熟さを知らされる。父娘の暮らし、昭和の風景などと共に忘れ難い一場面となって残る。折に触れ再読したい一冊。2019/09/20

Hirofumi Kojima

2
すでに持っているものと、だだ被りでしたので、実質再読でした(笑)何て言うかこれは定期的に再読した方がいい本ですねぇ・・・死との向き合い方が厳しくて、潔くて、そのまま受け止めるには社会とか個人的な考え方が違いすぎるにしても、見習うまでしなくても参考にするべきところが沢山有ります。死に方ばっかり考えて生きる訳にはいかないけど、たまには向き合ってみるのもいいと思いました。2014/06/30

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