講談社文芸文庫<br> 〓肋集・半生記

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講談社文芸文庫
〓肋集・半生記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 389p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784061960916
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

子守り男に背負われて見た、花の下での葬式の光景。保養先の鞆ノ津で、初めて海を見た瞬間の驚きと感動。福山中学卒業と、京都の画家橋本関雪への入門志願。早稲田大学中退前後の、文学修業と恋の懊悩。陸軍徴用の地マレー半島で知った苛酷な戦争の実態。明治三十一年福山に生れて、今九十二歳の円熟の作家が心込めて綴った若き日々・故郷肉親への回想の記。

目次

〓肋集
半生記
南航大概記(昭南日記;旅館・兵舎;犠牲;戦死・戦病死;疎開記;疎開日記)
早稲田界隈(牛込鶴巻町;坪内逍遙先生;早稲田界隈)
人と作品
年譜
著書目録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

0
井伏鱒二おもしろいなあ。蘭印とか身近に感じる描写があった。2017/08/06

悸村成一

0
記録性。282015/02/11

euthanasia

0
「南航大概記」には個性的な人物が大勢出てくるが、中でも大門=黒という人物のキャラクターは凄くて、「地獄の黙示録」のカーツ大佐を彷彿とさせて仕方がなかった2013/11/02

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