出版社内容情報
動物たちの生態に託して描く、四季の自然！１月から１２月までの一年を通した自然のうつりかわりを、動物たちの心根を一行詩に結実させて描いた絵本。色彩の魔術師とうたわれるバトゥーの名作です。 幼児から
内容説明
「４月は、巣を作り…５月に、愛し…」豊かな四季折々の自然を、１２か月になぞらえて描く、色彩の魔術師バトゥーの意欲作！―本書と『ペローの青ひげ』で、２００１年度ＢＩＢグランプリを受賞。
著者等紹介
バトゥー，エリック［バトゥー，エリック］［Ｂａｔｔｕｔ，´Ｅｒｉｃ］
１９６８年、フランス中部・オーベルニュ地方のシャマリエールに生まれる。早くから絵画に興味をもち、カレッジを卒業後、リヨンの美術アカデミーに入学。現在オーベルニュ地方の中心地、パスカルの生地としても有名なクレルモン・フェロン近郊に暮らし、絵本の制作を続けている。『めぐる月日に』と『ペローの青ひげ』で、ブラチスラバでのＢＩＢグランプリを受賞する
谷内こうた［タニウチコウタ］
１９４７年、神奈川県生まれ。１９６９年、『おじいさんのばいおりん』を出版。１９７１年、『なつのあさ』でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。以後、ＢＩＢ金のりんご賞など数多く受賞。フランス在住
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえ
44
１月から12月まで。左のページに季節で移り変わる木。右には広々とした風景の中に動物達。色使い､アングル、ともかく素晴らしい絵!うっとり…ずっと眺めていて、絵の中に入りたい。原画が見たくなるなぁ✨2021/01/24
ヒラP＠ehon.gohon
27
１年間の各月が、どんな月なのかを絵にした画集のような本です。 登場する生物が色々なので、純粋にバトゥーのイメージだと思うのですが、それぞれの絵に一月を語らせようとするには、自分のイメージと合致しないので難しいところです。 風土の違いかも知れません。 一枚一枚の絵には味わいを感じるので、このミスマッチが残念です。2022/12/10
小夜風
25
【図書館】この絵本のカレンダーがあったら部屋に飾りたい♪12か月が本当に美しく描かれていて、添えられた言葉が凄く絵を惹き立てます。色がとってもキレイ♪2015/05/25
mntmt
18
素敵な絵だなあ。色彩が楽しめる。12ヶ月をめぐる絵本だけど、ありきたりじゃないのがいい。７月が特に好き。2015/06/04
遠い日
16
久しぶりに開くバトゥーの本。この本は一年をゆったりと感じ、眺めているその心の動き、目の働きがすばらしい。どの季節にも生き物たちの営みがあって、自然の移ろいがあって、それを淡々と受け入れていくところがすばらしい。2016/02/24
