出版社内容情報
張作霖爆殺、満州事変、ノモンハン事件――対中国政策の尖兵となった軍隊の歴史と独走の実態。日露戦争直後から太平洋戦争終結までの40年間、満州に駐屯し、日本の対中国政策の尖兵的役割を演じた関東軍。陸軍中央の統制に背いて独走し、軍事的衝突を策した彼らの行動は、日本の運命に重大な影響を及ぼした。張作霖爆殺事件や満州事変、ノモンハン事件等の歴史的大事件を中心に、膨大な史料に基づいて、関東軍の歴史と独走の実態を描き出す。(講談社学術文庫)
第1章 生いたちと性格
第2章 張作霖爆死事件
第3章 満州の演出者たち
第4章 ノモンハンの敗北
第5章 70万軍隊の終焉
島田 俊彦[シマダ トシヒコ]
著・文・その他
内容説明
日露戦争直後から太平洋戦争終結までの四十年間、満州に駐屯し、日本の対中国政策の尖兵的役割を演じた関東軍。陸軍中央の統制に背いて独走し、軍事的衝突を策した彼らの行動は、日本の運命に重大な影響を及ぼした。張作霖爆殺事件や満州事変、ノモンハン事件等の歴史的大事件を中心に、膨大な史料に基づいて、関東軍の歴史と独走の実態を描き出す。
目次
第1章 生いたちと性格(「関東軍」誕生の陣痛;満州軍の「独立」 ほか)
第2章 張作霖爆死事件(昭和三年六月三日夜;張作霖を脅かす北伐 ほか)
第3章 満州の演出者たち(実行板垣、智謀石原;石原の世界最終戦論 ほか)
第4章 ノモンハンの敗北(新段階むかえた関東軍;緊張高まるソ満国境 ほか)
第5章 七十万軍隊の終焉(渋柿主義か熟柿主義か;独ソ開戦と対ソ戦準備 ほか)
著者等紹介
島田俊彦[シマダトシヒコ]
1908~1975。東京生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。元武蔵大学教授。専攻は現代日中関係史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c
中年サラリーマン
孤独な読書人
inokori
三上 直樹