講談社学術文庫<br> フランス語はどんな言葉か

講談社学術文庫
フランス語はどんな言葉か

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061592810
  • NDC分類 850
  • Cコード C0185

内容説明

フランスではどんなに高度な内容の学術論文でも、言葉の適切さと美しさを伴わなければ価値を認められないといわれる。通り雨が石畳をぬらすパリの町角では、耳の中に小さな余韻を残す柔らかい語尾をもった言葉が交わされる。フランス語の美しい響きをこよなく愛する著者が、豊かな風土と文化に磨きぬかれたフランス語の特質を解説。もっとも洗練された言葉、フランス語を知るための最良の入門書。

目次

第1章 古いガリアのことば
第2章 そびえ立つカテドラル
第3章 ロワール川のほとり
第4章 カルチエ・ラタンにて
第5章 にせの友「英語」
第6章 ドーデの風車小屋
第7章 エスプリとメゾン
第8章 文法のはざまで
第9章 フランス語のこころ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ted

3
'97年5月刊。○フランス語を初歩から学ぼうと思っている人が具体的な語学学習に入る前に読んでおくとより一層フランス語に興味が湧くような感じの案内書。著者のフランス語に対する並々ならぬ愛情や人柄も感じられる好著。フランス人の「ものに対する捉え方、感じ方、考え方」の一端に触れることができると共に共感する部分も多かった。2016/03/30

sakura-rose

3
時折、再読する本。勉強していて悩んだときに、新たな好奇心を持たせてくれる。

mochi

1
言葉の歴史についての記述が多く、なかなか面白かった。フランス人の名前の由来を知ると、その人が昔、どんな職業についていたかなどが分かる。2016/04/15

わきが

1
著者のフランスでの生活をベースに、フランス語の言い回しや歴史、文法などを述べている。たまに「お前、誰やねん?」という人物が唐突に前触れもなく出てきて、その人の文章や台詞が引用されたりする。フランス語やフランス文学に詳しい人向けだと思う。英語とフランス語の関係性や方言の多様性が面白い。個人的には、中性詞が吸収される過程をもっと言及して欲しかった。2012/08/22

さく

0
ラテン語やるともっとフランス語が見えてくるだろうなあ。2017/06/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/128619
  • ご注意事項