講談社現代新書<br> 老後がこわい

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講談社現代新書
老後がこわい

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061498525
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

シングルで、ひとり暮らしの友の葬儀に感じることは“明日はわが身”。高齢者になった時の生活費はいくら? 親の死は乗り越えられる? 自分らしいお別れにするための幸福な生き方論。

シングルの働く女性の一番の不安は、「老い」とどう向き合うかだ。彼女たちが抱える老後問題を社会状況分析から「心理的抵抗感」まで、実感をこめて読み解く。

【目次】
第1章 ひとり暮らしの友の死
第2章 “終の棲家”は必要か
第3章 いつまで働けるか
第4章 親の死はどう乗り越える
第5章 「介護は家族」が主流の中で
第6章 病気になると何がたいへん?
第7章 ペットを失う時
第8章 孤独死だなんて言われたくない
第9章 「私らしいお別れ」なんてあるのか
第10章 自分のための葬儀・遺骨処理を

内容説明

ひとりで暮らして「死」の瞬間は幸福だろうか。「愛するひと」に恵まれた「人生」はあるのだろうか…。

目次

第1章 ひとり暮らしの友の死
第2章 “終の棲家”は必要か
第3章 いつまで働けるか
第4章 親の死はどう乗り越える
第5章 「介護は家族」が主流の中で
第6章 病気になると何がたいへん?
第7章 ペットを失う時
第8章 孤独死だなんて言われたくない
第9章 「私らしいお別れ」なんてあるのか
第10章 自分のための葬儀・遺骨処理を
あとがきに代えて―愛する人がいる人生もいない人生も

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うさうさ

28
住宅問題、親の死、病気、葬式…老後に向き合わねばならないだろう事柄について著者の経験も交えつつ述べられている。 10年前の本だけど、内容は全く古さを感じさせず、データは現在の方がより最悪になっているだろう。 年月がたっても老後の不安はみな同じなんだな。 なるようにしかならないから、自分に出来るのは老後が来ない事を祈るのみ。2017/08/12

かやん

7
香山さんのお友達世代は男女雇用均等法の恩恵を受け、比較的安定した職業についているかたが多いようですが、それぞれ独身を謳歌して、40近くなって慌てて子作りを始めたり、早期退社を示唆されて不安になったり…。それなりに老後に向けては悩ましい。お金があってもこれだもの…もっと不安定な働き方の女性はさぞかしこわいことでしょう。夫がいたって心配の度合いはあんまり変わらない我が家。なるようになるしかないとしてこの話は終わり。の本。2014/03/13

E M !

5
「老後問題」について香山さんの体験をもとにかかれたエッセイのような作品。実感がないこともあるのか、全体的にあまり深く考えずに読みました。しかし、延命治療について自分と似たような考えが書かれてあり、改めてこの問題について考えさせられました。2011/05/06

アーモンド

4
考えてもしょうがないと思うけど、考えておいた方がいいのだろうな。。。2013/09/11

Tamochi

4
独身の女性が年を取ってから生活の質を落とさずに生きていくことがどれだけ大変か現実感を持ってわかる。生涯独身も悪くないんじゃないかと思っている身としてはぐさっとくる。 特にグサッときたのは両親(特に母親)を失った女性の心のダメージについて。 母親が大好きでしょうがないわたしはとても同情してしまう。 香山さんと両親との関係が自分の場合と似ていて他人事として読めなかった。2012/10/18

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