内容説明
徳川家康に天下を取らせ城を、藩をつくった近世のプロデューサー。
目次
第1章 立志伝―渡り奉公人から大名へ(織田政権下の近江―主君を求めて;豊臣秀長に仕える―参謀との出会い;直臣大名への抜擢―戦乱から復興へ)
第2章 大坂の陣―国家分裂の危機(要塞群の配置―豊臣恩顧大名の監視;実像の大坂包囲網―西国支配を固める;キリシタン禁令―大坂の陣への序曲 ほか)
第3章 豊臣体制の克服―藩(くに)を創る(城づくり・町づくり―合理性の追求;画期としての今治築城―新型城郭の創造;藩領の形成―流通構造の転換 ほか)
著者等紹介
藤田達生[フジタタツオ]
1958年、愛媛県生まれ。1987年、神戸大学大学院博士課程修了、学術博士。三重大学教育学部教授。専攻は、日本中世史・近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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