講談社現代新書<br> 知的生活の方法 〈続〉

講談社現代新書
知的生活の方法 〈続〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061455382
  • NDC分類 007

出版社内容情報

【内容紹介】
自分の知的領域にふれあう本を一冊一冊精選して、個性あふれるライブラリーを作りあげ、学問を生活化することが、知的生活のポイントである。そのために不可欠なゆとりある生活への道を探り、就職・結婚のプラスとマイナス、図書館の《接近利用法》、機械的な作業の有効性、フランクリン式文章上達法など毎日の生活を充実させるためのオリジナルな方法を公開する。大きな共感をもって迎えられた前著に続く本書は、日常のくりかえしのうちに、ともすれば流されがちな現代人にとって、ゆるぎないライフ・スタイルを身につけるための恰好のガイド・ブックである。

農耕的作業――構想が構想であるうちは論文でもなんでもない。いちおうの構想やら書いてみたいことが浮かんだら、書きはじめてみなければ何もわからない。疑問が生じたらチェックし、最初正しいと思ったことが間違いだったら書き直す、というふうにして、毎日、何時間か機械的に取り組み、何ヵ月、あるいは1、2年かかるということを覚悟しなければ、まともな論文はできない。最初になにほどかのアイデアがあり、それを具体的な知性生産に結びつけるためには、衝動的な作業では駄目で、機械的・継続的な、ほとんど農耕的といってもよい作業が毎日続く。――本書より

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

92
わからないのにわかったふりをしない”知的正直”は確かに難しい。ぞくぞくするくらい面白いと感じるくらい理解できねばそれは理解したとは言いがたく一冊を繰り返し読むよう書いていた。参考になる。2017/09/18

gtn

33
「知的に生きるとは、何かを成しとげることというよりは、むしろ一種の精神状態である」とのハマトンの言葉を引き、特定のイデオロギーの信奉よりもスタイルに重きを置く著者。しかし、知的好奇心を分かち合う友がいてこそ、その生活が完成すると述べており、世間との遮断を前提とした頭でっかちな生き方ではないことを確認し、ほっとする。2020/06/04

柳田

21
前著と同様、妙に記述が具体的で面白いし、有意義。論文はとにかく書き始めろ、とか。古典的というか、素朴な教養主義を説いているようではあるのだが、大学にいて、こういう昔の人と今の人とで違うと感じるのはまずその読書量、勉強量である。名の知れた人の読書論とか自伝とかを読むと昔の人はどれだけ勉強していたかと大学2年頃からものを読み始めた自分を恥じたし、大いに学習意欲を喚起されるのだが、周りをみれば、そういう負い目を抱えているようにみえる人は見当たらない。研究大学の人文系の院生とか、こういうの読んだらどうか。2018/03/24

majiro

11
いろいろあって、残念ながら流し読みなんだけど・・・Charが中学3年間ClaptonのCrossroadを耳コピで練習していたという事実や、トキワ荘のみなさんが、二徹三徹明けに寝る間を惜しんで映画を観に行ったという話、みんな知的生活なんだと思って、こう、頭の中のそういういろいろなものを横串にしてくれた気がした。ものすごく泥臭いんだよね、知的生活って。2015/11/11

奏市

10
ここまでストイックに知を求めていかないと一流にはならないんだろうと感嘆した。読書からの蓄積により専門以外でも新書を出すとか凄い。山口周氏の著作で、この本に書いてある「ぞくぞくするほどわからなければ、わからないのだ」との引用を目にして読んでみた。再読する重要性を教えてもらった。図書館も利用するけどなるべく本を買うようにはしているが、大きい本棚がないのですぐ取り出せる状況にないのは改善することを目指したい。「過食ほど頭の働きに悪いものはないと思う」やっぱりか。エリート志向の価値観は読んでてしんどかった。2021/02/28

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