内容説明
本書の対象は臨床検査技師を目ざす学生のみでなく、より広範囲の医療関係者の役に立つことを願っている。そこで各論においては主要な内科的疾患について、その病気がわれわれの周囲にどのくらいあり、どのようにして起こり、どのようにして診断、治療が進められているかを、できるかぎりやさしく概説している。
目次
1 総論(臨床医学とは;臨床医学はいつごろから存在し、どう発達したか;病気;病理学―病気は身体にどのような影響を及ぼすか;診断学―病気はどのようにして診断されるか;リハビリテーション;病気はどのようにして予防されるか;ターミナルケアと命の質;医療制度;患者の心理)
2 各論(感染症;消化器疾患;代謝性疾患;内分泌疾患;アレルギー・膠原病;血液疾患;循環器疾患;呼吸器疾患;腎疾患;生殖器疾患;神経疾患;先天異常;症状)
著者等紹介
日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
1937年京都大学医学部卒業。現在、聖路加看護大学名誉学長・理事長
白戸四郎[シラトシロウ]
1948年東京大学附属医学専門部卒業。現在神奈川県立衛生短期大学名誉教授
寺田秀夫[テラダヒデオ]
1948年新潟大学医学部卒業。現在昭和大学客員教授・聖路加国際病院内科(血液学)顧問
道場信孝[ドウバノブタカ]
1960年千葉大学医学部卒業。現在帝京大学医学部第三内科教授・帝京大学医学部附属市原病院病院長
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