出版社内容情報
星 新一[ホシ シンイチ]
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
60
本棚を整理していたら奥から出てきた。昭和54年発行260円だって。自分のお小遣いで文庫本を買うようになって最初に読みだしたのがこの星新一。文庫はたいてい揃えたのだが、多くはどこかにいってしまった。・・・大勢の純真な女性が自宅に押しかけてきて「結婚して下さるわね」と口々に叫ぶ。そんな羨ましい?男を描いた「あこがれの朝」など。ちょっとブラックなユーモアにあふれたショートショート。さらっと読み返してみたが、今読んでも面白い。(ただ、活字が小さいんだよなー)★★★2014/08/30
しゅわ
53
勝手に星さん再読祭り第二弾。魔人、強盗、詐欺、謎の薬、幽霊、謎の女、殺し屋…あいかわらずバラエティに富んだ短編がずらずらっと31編並びます。やっぱり一番好きなのは「殺し屋ですのよ」 仕組みがわかった時のスッキリ感は良質なミステリーを読むようです♪ 大人になって読むと「危険な世代」あたりもじわじわ怖いですね。ラスト「解説風あとがき」ではご自身の作風について語ってらっしゃって、とても貴重です♪2014/11/26
takaC
44
講談社文庫のキャンペーンに釣られて買った。前に読んだ時は小学生だったから30年以上ぶりの再読だが、結構鮮明に記憶に残っていた。傑作『殺し屋ですのよ』は、この短編集に収録されていたのか。2012/05/30
優希
39
奇想天外の発想に痺れました。2023/08/12
kaoru
33
面白い。とにかく柔軟な発想力が並外れていて、数ページの物語の中に、ブラックユーモアと思いもよらない驚きの結末があります。好き嫌いが別れそうな作家さんですが、本好きなら一度は読んでみるべきです。2016/11/11