学研M文庫
戦史ドキュメント 川中島の戦い〈上〉関東擾乱―戦雲の予兆

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059011262
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0121

出版社内容情報

“上杉禅秀の乱”に端を発した戦禍が東日本全域に広がるなか、甲斐では武田信玄が家督を掌握、食指を信濃へと伸ばす。一方越後では若き上杉謙信が台頭する…。二大武将の人生が交錯する「川中島」に至る背景と実相を、関東擾乱の戦禍に重ねて詳述する。   

内容説明

“上杉禅秀の乱”に端を発する旧体制の崩壊は、周辺武将の力関係をも激変させた。名門上杉氏が、北条氏に滅ぼされるなど、その余波は東日本全域を巻き込む大戦役へと発展する。絶えざる戦禍の中、甲斐では武田信玄が父信虎を追放し家督を掌握、食指を信濃へ伸ばした。一方、越後では混乱する国内から、若き上杉謙信が台頭する。信玄と謙信。二人の人生の接点は如何に演出されるのか!?戦国武田氏の戦いの背景と実相を詳らかにする。

目次

第1章 合戦の背景
第2章 晴信・景虎、歴史の舞台に現わる
第3章 武田晴信の諏訪郡侵攻
第4章 佐久・小県郡への侵攻と上伊那の制圧
第5章 小笠原長時、村上義清との抗争

著者等紹介

平山優[ヒラヤマユウ]
1964年、東京都出身。立教大学大学院修了。山梨県史編さん室所属。また、山梨大学で講師も勤め、戦国武田氏を中心とした研究活動を精力的に行なっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。