学研のヒューマンケアブックス
自閉症児のための絵で見る構造化―TEACCHビジュアル図鑑

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  • サイズ B5判/ページ数 79p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784054021860
  • NDC分類 378.6
  • Cコード C3337

出版社内容情報

本書はTEACCHプログラムに基づいて、自閉症児が自分の周りの世界や情報を理解して、安心して自ら行動し振る舞い、学習や生活することができるようにするための視覚的構造化の実際が、詳細なイラストで示されているビジュアル図鑑。   

内容説明

本書は自閉症児が自分をとりまいている世界や情報を理解して、安心して自主的に行動し振る舞い、学習や生活することができるようにするためには、どうしたらいいのか、TEACCHプログラムによる構造化の実際がイラストで示されているビジュアル図鑑である。

目次

第1章 学校内の構造化(教室内で活動に応じた場所を用意する;校内を再構造化して使いやすい空間に ほか)
第2章 学校内の作業や活動の構造化(中学部の作業学習に主体的に参加できる;自立活動の内容をシンボルカードで伝える ほか)
第3章 家庭・社会生活を育む構造化(学校で歯磨き、入浴の生活スキルを練習する;学校で洗濯物などの家事スキルを練習する ほか)
第4章 就労・職場の構造化(一人ひとりが活動しやすい作業スペースを;見通しのよい1日にするスケジュール管理 ほか)

著者等紹介

佐々木正美[ササキマサミ]
1935年前橋生まれ。滋賀県日野高校を経て、新潟大学医学部を卒業。ブリティッシュ・コロンビア大学医学部児童精神科に留学。帰国後、国立秩父学園、財団法人神奈川県児童医療福祉財団・小児養育相談センター所長などを経て、現在川崎医療福祉大学教授、ノースカロライナ大学医学部精神科臨床教授

宮原一郎[ミヤハライチロウ]
1960年1月1日佐賀県唐津市生まれ。同市在住。マンガ家、イラストレーター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Natsuko

16
年末に読んだ構造化に関する本が難しく理解できなかったため、本作でカバーを試みる。学校、家庭、職場での構造化がイラストで細やかに説明されていてスッキリ。以下メモ。同じ質問を際限なく繰り返す人は、目で確かめられるまで問い直し続けなければいけない、もしくは相手から理解不能なことをあれこれ言われるのが苦痛だから、一方的に話し続けることで防衛している場合も。自閉症の人は自由時間こそ苦手。共有スペースは機能水準の低い人に合わせて環境整備。時間を視覚化するアワーグラス。社会性を育む取り組みであるソーシャルクラブ。2021/01/07

hana@笑顔満開のわくわく探索人

4
イラストがわかりやすい。障害のある人の暮らしの「点を線にする」には、周囲からの歩み寄りが必要かな。2014/08/03

epitaph3

2
久々に振り返った。初心を思い出した。2013/02/16

さおり

2
TEACCHは、まだまだ勉強しなくちゃな。

車輪

2
良い本だと思いますが、価格がネックかな。「パート2」分を増補して1冊にすれば良いのにな。2012/02/23

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