出版社内容情報
正しく事実を伝える明快で知的な文章はどのようにすれば書けるか。わかりやすく書く・知的に書く・発想を豊かにする・構想を立てる、などのための方策と、効果的な練習法を文章工学的方法で一冊にまとめる。
内容説明
情報化社会では、正確なわかりやすい文章を書く能力が要求される。しかし、正確に事実を伝える文章を書く練習はこれまでおろそかにされてきたのではないか。ある絵を見て、その絵がどのような絵であるかを伝えるという課題を小中学生が行ったところ、絵のもつ情報量の三割程度しか伝えられなかっという結果がある。経験やカンに頼るのではなく、目標を明確にした系統だった練習によって文章力を身につけるための方法を説く本。
目次
1 明快で知的な文章への誘い
2 理解・表現はどう行われるか―五つの法則
3 わかりやすさを増すための方策
4 知的な文章を書くための方策
5 発想を豊かにするための方策
6 構想を立てるための方策
7 効果的な練習法