内容説明
1989年夏、オランダからトルコまで、車でヨーロッパ縦断の旅をした環境考古学の一家が目にしたものは何か―。人工の美しい森と、ギリシア神話の女神メドュウサを化物に変質させた近代ヨーロッパ文明の“負”の姿だった。地球環境の危機にあたって、人類が生き残り得る道を求めて思索するヨーロッパ紀行。
目次
1 日本とヨーロッパ―三つの時代
2 ヨーロッパの根っこはトルコだ
3 メドュウサは神だった
4 縄文時代にもメドュウサがいた
5 神々のたそがれ
6 森の神々の流竄
7 近代文明の犠牲
1989年夏、オランダからトルコまで、車でヨーロッパ縦断の旅をした環境考古学の一家が目にしたものは何か―。人工の美しい森と、ギリシア神話の女神メドュウサを化物に変質させた近代ヨーロッパ文明の“負”の姿だった。地球環境の危機にあたって、人類が生き残り得る道を求めて思索するヨーロッパ紀行。
1 日本とヨーロッパ―三つの時代
2 ヨーロッパの根っこはトルコだ
3 メドュウサは神だった
4 縄文時代にもメドュウサがいた
5 神々のたそがれ
6 森の神々の流竄
7 近代文明の犠牲