角川文庫<br> 今夜は眠れない

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角川文庫
今夜は眠れない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043611010
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



宮部 みゆき[ミヤベ ミユキ]
著・文・その他

FISCO[フィスコ]
著・文・その他

内容説明

母さんと父さんは今年で結婚十五年目、僕は中学一年生でサッカー部員。そんなごく普通の平和な我が家に、ある日突然、暗雲がたちこめた。“放浪の相場師”とよばれた人物が母さんに五億円もの財産を遺贈したのだ。お隣さんや同級生は態度がかわり、見ず知らずのおかしな人たちからは脅迫電話があり、おまけに母さんの過去を疑う父さんは家出をし…。相場師はなぜ母さんに大金を遺したのか?こわれかけた家族の絆を取り戻すため、僕は親友で将棋部のエースの島崎と真相究明の調査にのりだした。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

246
赤川次郎の「1億円貰ったら」の5倍の5億円。赤川次郎を尊敬する宮部みゆきならではの設定。宮部みゆきらしいべたな展開。最後は幸せな終わり方(happy end)。母親の思いと賭。息子の事態の受け止め方が、宮部みゆきらしく、すがすがしい。設定自体は乱暴だが、赤川次郎の設定した他の分野にも挑戦して欲しいと思う。2013/06/14

ちょこまーぶる

191
こんなに上手く物事って進むのかなあ。まあ、それは良いとして・・・後半に母親も知った上での大芝居だったというあらすじには驚いてしまった。マスコミから警察までも巻き込んでいるんですからね。そして、雅男くんの冷静さと友人の島村くんの推理力には、最近子どもの姿ってこんなものなのかと思ってしまいました。それにしても、章の題目がキックオフとかPK戦になっているから、いつサッカーが絡んでくるのかって安易に考えていたんだけど謎ですね。 2013/02/24

相田うえお

174
★★☆☆☆17088 ごく普通の生活をしていた家族のもとに、20年前奥さんに助けられたという男性の顧問弁護士が訪れ、「その男性が死亡したため公正証書遺言に書いてある通り、財産を奥さんに全額遺贈する」ということで税金等を差し引いても5億取得!遺贈に何かあるのではと夫は妻と男性の関係を疑ってしまい、息子は母親の過去を調べ始めます。5億取得が周りに漏れて色々な出来事で家族バラバラ...家族は再生出来るか的な話。。息子と友達はまだ中学なのに賢すぎだね。当方の望む話の流れではなく勝手に残念がってしまいました。2017/09/03

優希

172
中学生が主人公ということもあり、かなりライトな印象を受けました。ヤングアダルト向けなのでしょう。5億円という大金にまつわるミステリーで、雅男と島崎くんがホームズとワトスンのような雰囲気です。ただ、全体的に爽やかなのはいいのですが、やはり物足りない感じがしました。設定はドキドキさせられるものの、どうしても物語がついていってない気が否めません。児童文学として読むとしてもミステリーと読むとしてもちょっと中途半端かなぁと。2017/01/29

のっち♬

150
サッカー少年が語る母が20年前に救命した男から巨額相続人に指定された騒動の顛末。苦い現実と牧歌的な会話のコントラストが効いたライトなタッチで、ネオテニー社会や大人の駆け引きを達観する中一離れした島崎とのホームズごっこや時代劇口調に著者が憑依している。突然一方的に挑んでくる出来事と爽やかに対峙する少年が魅力的で、実体の掴みづらい全体像、理解の及ばない動機の個人性、匿名の台頭と罪悪感の希薄化など時流への鋭い実感を極めて象徴的に描いた意味でも著者らしい作品。一旦目覚めた僕はもう眠れない、父さんは夢にも思わない。2023/05/23

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