出版社内容情報
一九四一年、現地時間十二月七日午前六時ハワイ諸島ーー海と空の青が一瞬にして深紅に変わったその日、若者たちの愛と友情もまた血に染まった……全世界の心に捧ぐ、世紀のドラマ。
内容説明
陸軍の飛行士、レイフとダニーは、幼い頃から兄弟同然に育ち、固い友情で結ばれていた。やがてレイフは、美しい従軍看護婦イヴリンと激しい恋に落ちる。だが、世界中に戦火が広がる中、理想に燃えるレイフは志願兵として、英国へ飛び立ってしまう。一方イヴリンとダニーは、ハワイ島へ転属となる。が、二人へもたらされたのは、レイフの戦死の知らせだった。愛する者を喪った同士、支え慰め合うダニーとイヴリン。二人が愛し合うのに時間はかからなかった―。そして運命の日は近づいてくる。一九四一年十二月七日、若者たちの愛や友情をのみ込み、海と空の青を一瞬で深紅に染める、その日が…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミユキ
2
10年以上ぶりに再読。2015/07/05
KAHYA
1
日本軍の真珠湾攻撃を、米側の立場から描いた2001年の大作映画の、ノベライズ(小説)化した作品。のんきに構えていた米太平洋艦隊をが、真珠湾を奇襲されたのち「ドゥーリトル作戦」で東京を最初に空襲を仕掛けるまでの話。この作戦は、空母から片道だけの燃料をつんだB25爆撃機によるによる米国の意地を見せた作戦だった。2016/01/22
まゆこ
0
★★☆☆☆2006/08/29
あきひと
0
4ヶ月後1942年4月18日に太平洋上、空母ホーネットからB25が飛んだのは事実だろうか2014/08/10
可兒
0
突発的に読み直し第三弾。日本軍の馬鹿げた描写が薄れ、恋愛メインで逆に新鮮2010/01/27