角川ホラー文庫<br> 告別

電子版価格
¥330
  • 電書あり

角川ホラー文庫
告別

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041879184
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

深夜の山道で偶然見つけた奇妙な電話ボックス。そこから古い友人にかけた電話が、過去へと続く不思議な扉を開けてくれた。もしも、昔の自分に戻ってもう一度人生をやりなおすことができるとしたら。かつて別れたはずの人と、再び出会うことができたなら。そんな不可能なはずの願いが、一本の電話から現実になっていく…。(「長距離電話」)人生に必ず訪れる、愛する人との「告別」の時。七つの別れを様々に綴った、ミステリアスな作品集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

122
恐怖感が涌くものは、それほどありません。 恐怖小説が嫌いな方でも読めそうです。 軽恐怖小説(light horror)とてもいえばいいでしょうか。 短編7話で、すぐに次を読めば,怖くない。 人間味あふれる、ほのぼのとした作品もあります。2013/05/12

maya(*ᴗˬᴗ)

36
7つの不思議な話。生とか死とかを超えたなにかがこの本のすべての物語に含まれてました。ほのぼのする話から、世にも奇妙な物語に出てきそうな話、少しホラーな話。どれもこれも読みやすく、すらすら読めましたが、そのスラスラ感とは別に、どの話も深い話でした。。人間とは凄く深くて、凄く怖くて、凄く愛にあふれた生き物なんだなと感じさせられました。面白かったです。2013/09/07

鍵ちゃん

16
深夜の山道で偶然見つけた奇妙な電話ボックス。そこから友人にかけた電話が、過去へと続く不思議な扉を開けてくれた。もしも、昔の自分に戻ってもう一度人生をやりなおすはずの願いが、一本の電話から現実になっていく「長距離電話亅。人生に必ず訪れる、愛する人との「告別亅の時。7つの別れを様々に綴ったミステリーな作品集。2021/03/23

白雪ちょこ

13
大切な人、家族、友人。 突然やってくる別れによる、短編集5話となっている。 個人的には、そんなホラーといった要素は一切なく、大切な人を失う悲しみに気づき、涙する。 そんなキャラクター達の心情に、思わずこちらも涙腺が緩んだ。 時代が時代なため、少々昭和臭いような描写もあったものの、全体的に読んでも読みやすく、この冬の季節にはピッタリな作品だと言える。2021/12/28

読み人知らず

8
角川ホラー文庫だけど嫌な恐怖はなかった。幽霊に取りつかれた男とその妻の話が記憶に残る。確かに、妻は夫を守れたのだろうか。2015/03/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/481992
  • ご注意事項