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内容説明
「おやじの仇を討つんだっ!」思い込んだら命がけ、男の子として育てられ、うだうだした事の大っ嫌いな熱血少女コロナは、敵ヴァルマーの本拠に、ひとり敢然と乗り込んだ!一方、男のくせに女の武器で勝負する、旅の踊り子シャラもまた、財宝をねらって、ヴァルマーの宮殿に潜り込んでいた…。大構想。大活劇。大爆笑。書下し巨大ロボット珍道中。豪華、予告編・巻末対談つき!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yosa
5
気まぐれで読んでみたものの相当きつかった。古い。当たり前だし重々わかっていたことではあるけれど古過ぎる。ライトノベルという呼称が無かったころのライトノベルであり、余白過多、説明不足、都合のいい展開の三重苦で、極度にメタなところは賛否分かれるものの、ネタが古過ぎたり今となっては的外れで冷笑の対象にしかならない。こういうの嫌いでスニーカーはロードス以外は読まなかったんだよな、とか思い出した。もの凄く中途半端なところで終わっているけれど、続刊はノーサンキュー。巻末の鼎談の方が、本編よりも面白く読めてしまった。2014/12/19
はるかかなた
3
登録のために再読。我が家にあるのは角川文庫なんだけど、古すぎるのかデータ無かった(^^; 懐かしき時代の同人誌的なあとがき対談によると、竜之介とひばりくんをモデルにしてらっしゃるのですね。出てくるの早すぎたライトノベルだと思います。昔はちょっと読みづらく感じたのですが、時代が今火浦さんにおいついてきたのね。これで萌え絵だったらどかんと人気が出たりするのかしら? 私的にはゆうきさん絵が好きですけども。2016/10/26
洪七公
2
既読本1986/08/10
五十貝ボタン
2
うわーっ、ーこれはいかにも当時感! カメラワークを明白に意識させる描写がされて、登場人物の誰も見ていないところを描写していたり吸える。読者が頭の中でアニメを想像してくれる前提の書き方。ましてや、出てくるパロディやアイデアがいかにもあの時代だったものだからタイムスリップしたような気持ちで読みましたよ。2020/05/13
niwaniwatori
2
自覚的にまったく作り込まれていない長編SFという、最近あまり見なくなったジャンルの作品。設定の説明不足は、そもそも設定が用意されてないから。都合のいい展開は、先のこととか考えずその場その場で話を作っているから。その突き抜けたライブ感覚こそが最大の魅力であり、また発売から30年も経った今となっては激しく人を選ぶ要因になっている。2015/01/20