角川文庫
もとちゃんの痛い話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 275p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041600108
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

ことの起こりは、春の終わり。なんだか急に左胸が痛みだした。なんともいえない違和感。いったい、どうしちゃったのぉ?不安と痛みを胸にかかえ、産婦人科の門をくぐったもとちゃんを待ちうけるのは!?痛いけれど、おもしろい、痛快爆笑エッセイ。文庫オリジナル。

目次

予感編
最初の爆発編
御近所の産婦人科編
休日の産婦人科編
再発編
検査編
三たびの再発編
大学病院編
不安編
局麻手術編
五度目再発編
入院編〔ほか〕

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

56
懐かしさで手に取った。本書は、新井素子さんのアテロームの闘病記と虫歯の治療の2章からなる痛いけど面白いエッセイ集。ことの起こりは1994年、春の終わり。なんだか急に左胸が痛みだす。というくだりから始まる。アテロームという病名が判明するまで、再発性の乳腺炎だと思われ、麻酔もせずに胸にできた深さ3cm直径1cmの穴の中に器具をつっこんでグリグリして溜まった膿をほじりだしていた。怖くて痛いシーンがてんこもり。だけど、作者の性格なのか深刻にならず明るくさらっと闘病生活を描かれている。気軽に読める1冊。 2022/07/28

はなん

28
再読回数不明本)ただひたすらに、痛い本。もう読み始めたら「完治」の文字をきく、、読むまでは止められない!状態になって、一気読み。なのに素子節で書かれるから、おなか抱えて大笑い!も出来るんですねー。アテロームという病を知ったのはこの一冊からでした。そして、麻酔が効かない怖さも、ね(; ;)あー痛かった!そして治ってよかった!と心の底から思います。2014/03/29

た〜

18
(発掘再読)もとちゃん、そんな目にあって医者恐怖症が治るなんて・・・そっちの趣味でも?(笑)まあ、冗談はさておき うー痛い2015/11/12

星落秋風五丈原

9
作家新井素子の実体験エッセイ。文章がうまいのでするする読める。2006/08/30

barcarola

8
痛い痛い痛い……あとがきにも書かれているのだが、極論すると内容はただそれだけ。しかし、それだけのものを一冊のエッセイとして、十分に読めるものにしてしまうというのはすごい。2021/07/31

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