内容説明
イベントで再来日したエリエント急行。しかし、中から百丁のトカレフ拳銃と白骨化した手首が発見された…。政界絡みの拳銃密輸事件を捜査中に行方不明となった刑事を追ってベルリンへ向う十津川―。一方、日本での捜査に当たる亀井の前には謎のドイツ人が…。十津川は犯人との接触を続け、ついに舞台はモスクワ、そして厳寒のシベリアへ!激動のヨーロッパ大陸で冴えわたる十津川の名推理。本格海外トラベルミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
9
「勝手に列車祭」第180弾。この本は出版社は別で2冊であり、文庫コレクション352冊目であった。。平成 5年 9月25日 初版。。。違和感満載だが、オリエント急行は最初の犯罪の模様の提起であった。。。吾らが十津川警部は犯人グループからロシア号に乗れと支持される。ということでオリエント急行というよりシベリア鉄道といった方が良い。。。確かにオリエント急行が日本を走ったのはニュースで知っていた。標準軌のオリエント急行が狭軌の日本で台車だけ変えて走れても車幅動なんだろうと思っていた記憶がある。2018/04/08
らくくわ
2
オリエント急行にシベリヤ鉄道、乗ってみたいなぁ。一番心に残ったのは藤本老人のエピソード…サクサク読める十津川警部もの…なぜ彼がヨーロッパに派遣されたりするのかはあまり考えないで読む^^2018/08/05
カズザク
1
最近、若い頃に読んだ十津川警部シリーズを、自宅の本棚から引っ張り出して再読。ベルリンの壁が崩壊、東西冷戦が終わりを…時代その物が懐かしい。タイトルのオリエント急行ではなく、シベリア鉄道とシベリアの大地が主役。自由主義の波が押し寄せ、混乱真っ只中のロシアと東欧。本当に起こっていそうな…起こっていた?武器の売買・密輸を、上手く物語に取り入れている。日本人との出会い、古いSLが日本へ、狩猟民族が発見等、運良く偶然が重なり、最後はトントン拍子で事件解決へ…前半がじっくり丁寧だっただけに、少し雑?…残念である。2024/01/27
チロルちょこ
1
高所恐怖症といったわりに、ヘリからロープで降りてます……さすがです。。読みやすいですが、あまり深く考えずに読み進めるのがオススメですね。2022/09/29
ハロー
1
オリエント急行に乗ってみたいな。2014/08/20