角川文庫<br> 三毛猫ホームズの歌劇場(オペラハウス)

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角川文庫
三毛猫ホームズの歌劇場(オペラハウス)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041497937
  • Cコード C0193

出版社内容情報



赤川 次郎[アカガワ ジロウ]
著・文・その他

内容説明

ピアノ・コンクールで一等賞をとった女の子が、演奏会を前にして行方不明!観光気分で、音楽の都ウィーンにやってきたホームズたち一行は、またもやトラブルに巻き込まれた。その女の子、不思議なことに覆面をしてコンクールに出場したという。やがて、柄にもなく片山刑事らがオペラを観ている最中、劇場内でついに殺人事件が発生。演奏会の日が近づき大混乱の中、この難題を解決するのは?観光おあずけ、それでも元気な三人と一匹の贈る超人気シリーズ、優雅でにぎやかに第13弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オーウェン

56
ドイツから続く旅行の最後はオーストリアのウィーン。 早速日本女性ピアニスト失踪の謎に巻き込まれ、その後もオペラハウスでの誘拐監禁や殺人。 明らかに怪しい犯人っぽい人物はいるが、当然そのままということはない。 この作品はこれまでと違い変化が起こる中身。 特に片山の恋がこれまでになく進展するし、ラストの物悲しい事件の後味の悪さも久々に起こる始末。 個人的にはそこまで追い込むことはないのかなと思ったが、これで海外が終わるからしょうがないのかなと。2023/09/19

背番号10@せばてん。

26
1992年2月7日読了。三毛猫ホームズ第13弾。あらすじは忘却の彼方。(2022年10月28日入力)1992/02/07

あおさわ

13
誰が誰なのか?という謎と、なぜ殺すのか?という謎が 結構後半まで持ち越されて、あとこれだけのページなのにちゃんと解決するの? って思いましたが…たたみかけるという印象もなく 綺麗に解決しましたw そして片山刑事もめっちゃモテてますねw 栗原さん心配しなくてもこれなら大丈夫な気もしますけど。 安定した面白さでした。2015/08/03

読書好き・本屋好き堂

12
シリーズ第13弾。 今度は、音楽の都ウィーンにおなじみのメンバーで訪れた。 今度こそ、ゆっくりと旅をしたいと思っていた片山刑事は、またもやトラブルに巻き込まれた😅 無事に日本に帰ってくるのだろうか(笑) 相変わらず、ユニークな面々で、ミステリーだけど笑えます✨ どれだけ読んでも、全然飽きないぐらい面白いです😆2023/08/30

hoco

10
御一行はドイツからウィーンへ。この楽都で、本シリーズ4作目「狂詩曲」のヒロイン・桜井マリと片山は再会します。赤川さんの書くクラシックの演奏家はとっても素敵。ストイックで凛として感受性の高い女性たち。この物語にはそうではない演奏家が登場しますが…(これ以上はネタバレ)桜井マリは好きなキャラクターです。片山との恋愛も好もしい。現実味はないけれど、こういう形があってもいいなって思います。「忘れちゃ困るよ」と言いたげにニャーオと鳴いて、マリに頬ずりされて満更ではない顔つきのホームズがかわいいのは言うまでもない。2023/01/28

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