角川ホラー文庫<br> 魔女たちの長い眠り (改版)

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角川ホラー文庫
魔女たちの長い眠り (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041497432
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

人間って、本当に馬鹿だわ。見当外れのことでわざわざ、私たちを駆り立てて…。人間が私たちに勝てるわけがないのに―。夜が降りてきた。暗がりが町を大きな翼で包みこむ。静かで平和にみえる町の背後で起こる動機不明の連続殺人事件。誰が敵で誰が味方か。狂気と憎悪と混乱渦巻く中で、人間の想像を超えた恐るべき何かが動き始めた!闇と血が支配する〈谷〉の秘密とは!?「魔女たちのたそがれ」に続いて贈る、ニュー・サスペンスの決定版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

69
「魔女たちのたそがれ」の続編的な作品。前作ではホラー要素は隠し味のように仕込んであったが今作は全編ホラー感満載で、より面白く読めた。これ単体でも読めなくもないけど、前作を読んでいたほうが深く味わえるように思う。話が後半に入るにつれ、登場人物が集結しだして対決モードになっていくのでテンションが上がる。しかも「谷」の住民たちに挑戦するのは8歳の超能力少女ときた。決着が付いてしんみりモードのエンディングかと思いきや、ショックシーンがあって不穏なラスト。価値観が逆転する趣向は今回もあって、二部作なかなか楽しめた。2023/08/31

あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

68
字が小さいので、『赤川次郎ベストセレクション16』の方をオススメします( ̄~ ̄;)2019/09/14

ヒラソル

15
再読。やはり面白い。赤川次郎最高傑作だという思いは変わらない。そして自分の読書歴でも屈指の名作。吸血鬼というのはなぜこうも魅力的な要素なのだろうか。そして恐怖による支配。それに慣れていく人間。率先して媚び取り入るように殺人さえも侵す。寓話のように書かれているが、実際にそんな国はある。我が国だって独裁になればそうなってもおかしくない。一部の力あるものによって牛耳じられている世界というのは現実とあまり変わらないともいえる……。必読の書。続編出ないかなぁ。2017/08/05

鍵ちゃん

14
「人間って、本当に馬鹿だね。見当はずれのことでわざわざ、私たちを駆り立てて…。人間が私たちに勝てるわけないのに亅。夜が降りてきた。暗がりが町を大きな翼で包み込む、静かで平和にみえる町の背後で起こる動機不明の連続殺人事件。誰が敵で誰が味方か。狂気と憎悪と混乱渦巻く中で、人間の想像を超えた恐るべき何かが動き始めた。闇と血が支配する「谷亅の秘密とは!2021/03/29

Meg Mog

12
懐かしくて再読。前回読んだ時(小学生)はすごい時間かかったけど今回は1時間弱で読了。まあ、そうね…無理矢理で展開が早いね…町ぐるみの吸血鬼、唐突に超能力少女登場などスティーブン・キングに似てるかな。続き物だけど前後は気が向いたら読むかなーそれより小野不由美の「屍鬼」また読みたくなってきた!!2019/04/30

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