内容説明
１５代将軍慶喜の娘、舞姫を時の帝（明治天皇）に嫁がせる。そして大政奉還の大事を成就し、自由と愛に基づいた、民主主義の日本を建国する。傍若無人で豪放磊落、でも限りなく優しい男、坂本龍馬、麗しき剣豪、沖田総司、農家の倅、土方歳三、日本一のフランス料理屋、近藤勇―熱き友情に結ばれ、尊き理想に集った新選組の御一行、いざ京都へ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sansirou
2
つかこうへいはすごいな。坂本龍馬が新撰組と一緒に行動するし、沖田総士は女だし、近藤勇はフレンチシェフだし。なぜか江戸のおかっぴきが伊藤博文だし、名前だけで史実を超越しちゃうなんて発想が凄すぎる。でも最高に楽しめる作品です。2023/08/13
とちぼり元
1
実在の人物を役者としてつかさんが自由に動かす嘘八百大河ドラマ。夜明け前，一刻一刻空模様が変化する急速な時間の流れの中を生き抜く人間を描く。 今の小説からすると状況を描写する文学性とかは薄く、ぐいぐい台詞回しで進行して行く…懐かしくも、このパンチのある一時代が僕の人間形成に大きな影響を与えてくれた事に感謝している。 つか文学がここまで廃れるとは思わなかった… 2013/07/31
まつ
0
星☆☆☆☆
shi
0
つかこうへい的 どこまでやる？フリーダムじゃ2014/08/21
goro＠80.7
0
次は決死編や！2009/11/23
