内容説明
「幾つになってもすぐに興奮して我を忘れる癖が私にはある。それともうひとつ、幾つになってもベールをかぶせてものをいうことが出来ない。心にないことはいえない、というのは子供のうちは美点だが、おとなになると欠点だと、よく人から教えられた。しかし教えられれば教えられるほど、ますます直情径行になって行く」と自戒する憤りの愛子が、自分で冒険を回避し、ノンベンダラリと平穏無事に生きて、生甲斐がないとボヤいている現代人にみまう、元気いっぱいのカウンターパンチ。
目次
妻の椅子
優しい時間
こんな考え方もある
女の顔
暮しの心
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もりの
4
最初の数ページでハマらなくてパラ読み。2019/06/17
Gen Kato
2
再読。佐藤愛子先生の書かれた中では比較的初期のエッセイ。円熟期~現在にいたるユーモアは控えめ。2015/02/08
eiko
0
たまたま実家の本棚に眠ってたのでとってみた本。 もう20年以上前に書かれたので、内容がその当時の話ばかりでしたが、たくましい人だなぁと思いました。2016/05/25
りゅっく
0
人気作家だから読んだけど・・・もういいかなあと思うような内容であった2005/07/31
kayoshi
0
★★・・・ 2001/05/27