感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょん
23
家名を持たぬ「馬の骨」である秀吉が必死になって名家との縁結びによって家づくりをしていく姿。それによって、振り回される人々の姿。どれをとっても興味深かったが、特に「結城秀康」が心に残った。2014/06/30
Junko
9
秀吉の奥さん(寧々、淀殿)、養子達について書かれた短編集。 短編集なのだけど、それぞれを通して豊臣家の始まりから終わりまでが1つの物語のようによく分かります。 大河をみてて何となく知っている登場人物も多かったので楽しく読めました!2014/11/11
出世八五郎
9
織田家の人々という作品は別の著者が書いている。題名が似ていて、どちらが先に出したのかは分からないけど、上手い題名だな。
Junichi Wada
8
豊臣秀吉と関わりのある人物9人を取り上げている。本来なら一生百姓で終わったのが秀吉の出世によって人生を変えられてしまった悲劇もある。2015/10/11
ホームズ
7
最後に豊臣家の栄華は秀吉という天才の生んだ ひとひらの幻影って書いてありましたが、豊臣 家の人々は秀吉に一生を翻弄されたって感じで したね。豊臣家は秀吉とともに滅ぶことが決 まっていたのは確かですね。やっぱり秀吉は好 きになれない。敗者になってしまったことで歪 められた部分もあるんでしょうけどね。