内容説明
阪神大震災が問うたものは多い。指導者の資質、被災者のための特別立法、都市計画の再考、緑地の効用、国際援助の受け入れ、血液銀行の充実、ＮＧＯのあり方、消防団の運用…、非劇を繰り返さないための貴重な提言集。
目次
第１章 被災者救援のために
第２章 震災対策のありかた
第３章 復興に向けて
感想・レビュー
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モリータ
7
◆1995年5月20日朝日新聞社刊（ASAHI NEWS SHOP 19）。朝日新聞上の「論壇」に投稿された、主に専門家による提言を集めたもの。◆「今回の被災による失職者の多くが、仮に一時的に地元を離れて就職しても、地元が再建された暁には戻りたいと考えている。これを配慮すると、意外に利用価値があるのは、短期的雇用を目的とする人材派遣制度の活用ではなかろうか。人材派遣会社はその全国ネットワークを活用してあらゆる雇用機会を見つけだし、失職者は民間の派遣会社に登録したうえ、希望する職種をその中から探せばよい（続2024/04/10
