内容説明
投資家とのコミュニケーションによって会社の「価値」を理解してもらい、株価の成長と安定を図るIR。投資家の信頼を勝ち得、ブランド価値をつくりあげるには?良いニュースばかりではない経営情報を、誠実に、嘘をつかず、しかし前向きに発信するには?思わぬ事態に遭遇しても株価が急落しにくくなる取り組みとは?1971年、ニューヨークに上場した松下電器の窓口として駐在して以来、日本のIR第1線を歩いてきた「第1世代のIRマン」によるIR入門。
目次
第1部 IRと私(ニューヨーク上場とともに;IRの本場、米国へ赴任;米国企業のIR第一印象;経理担当役員五代に仕え、IRを体で覚える)
第2部 IRの使命を考える(IRはなぜ必要か―改めて基本を記す;IRの仕事を分類すると;IRの現場;高まるディスクロージャーのハードル、広がるIRの守備範囲;米国企業と日本企業のIRの差)
第3部 これからのIR(IR成功の要諦―基本を忠実に;経営者に心掛けてほしいこと;良きIRマンとは;アナリストのみなさんに理解してほしいこと;これからのIRに夢を託す)
著者等紹介
本多淳[ホンダジュン]
1944年生まれ。1967年金沢大学法文学部経済学科卒業、松下電器産業入社。国際本部に勤務した後、1973年より経理本部証券部にて海外上場・起債・証券広報(現在のIR)に従事。1977~81年同社の米国IR窓口としてニューヨークに駐在。先進的な米国のIR事情にじかに接した「第1世代のIRマン」として知られる。財務部IR室長、調査役などを経て、2004年定年退職。日本インベスター・リレーションズ学会理事、日本証券経済学会会員
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