朝日選書
列伝・日本近代史―伊達宗城から岸信介まで

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  • サイズ B6判/ページ数 307,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022597526
  • NDC分類 281
  • Cコード C0321

内容説明

幕末から昭和まで、13の人の環(わ)でつなぐ日本の百年。テロリストで放火犯だった初代総理大臣、酒に酔って天皇をトイレに誤導した高級官僚など、エピソードも満載。教科書対応の索引、年表付き。

目次

序章 西洋の衝撃
第1章 伊予宇和島の開明藩主・伊達宗城―幕藩体制の崩壊
第2章 英国公使を救った外交官・中井弘―開国和親揺籃期
第3章 明治憲法生みの親・伊藤博文―明治立憲制の形成
第4章 元民権派の藩閥官僚・小松原英太郎―政府批判勢力の出現
第5章 蹉跌の「民衆政治家」・大隈重信―議会政治の展開
第6章 懲戒免官となった検事総長・横田国臣―司法の近代化
第7章 漸進主義者の「平民宰相」・原敬―政党内閣の成立
第8章 零落のエリート官僚・古賀廉造―植民地経営と政治腐敗
第9章 有為転変「憲政の神様」・犬養毅―政党政治の興亡
第10章 親軍派政治家の先駆・森恪―軍部独裁への予兆
第11章 「革新論者」の貴族政治家・近衛文磨―日米戦争への道
第12章 戦争回避に奔走した国家主義者・大川周明―日米戦争の開戦
第13章 復活した「革新官僚」・岸信介―帝国の崩壊と「復活」