朝日選書<br> 性の進化、ヒトの進化―類人猿ボノボの観察から

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朝日選書
性の進化、ヒトの進化―類人猿ボノボの観察から

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022597380
  • NDC分類 489.9
  • Cコード C0345

内容説明

性のあり方を大胆に変革したメスによって、オスは父親にされ、ヒトは「家族」をつくるようになった。森から進出したサバンナで、この大改革を成功させたことが、ヒトを誕生させた。ヒトを進化させたのは、エロスの力だった。熱帯雨林で平和に生きるボノボの性行動と社会から、ヒトの誕生の謎を探る。

目次

1 何がヒトを生んだのか
2 袋小路の類人猿
3 ボノボの性とヒトの性
4 ボノボは性を何に使うか
5 性は社会をまるくする
6 メスが社会をぎゅうじるとき
7 動くアフリカ、歩くヒト
8 性の進化とヒトの誕生

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

13
自然人類学のレポートの参考資料。授業ではハヌマラングールの子殺し行動を学んだのですがこちらの本はボノボの生殖や性行動による社会的行動をチンパンジーやゴリラ、ヒトとも対比させて考察しています。類人猿にも同性愛的性行動や偽の発情を示すことによってオスの関心を惹き付け、自分の子供に優位な遺伝子を残そうとしているなど生殖だけじゃない性行動のきっかけや近親相姦のタブー、愛の観念の起源など人に近い種族だからこそ、人に関する他分野にも応用して考察できそうな例の提示や文化人類学や人類文化学の復習にもなってよかったです。2012/06/25

kenitirokikuti

4
1999年刊行。類人猿の性行動をヒトと比ている。一部のラディカル・フェミニズムは男女の性的な関係にも政治性を見出すが、当然ながらヒトの性行動にも生得的なところもある▲ヒトのメスの特徴は、受胎可能となる排卵シグナルが当の本人にも不明瞭だということ(性欲が強まったりはするらしい)。ヒトのオスは排卵日前後のメスに対して射精量が増すということもないようである▲ボノボのオスの子どもは大人のメスに性行動を行うが、メスは遊びに付き合っている状態。大人になると、スキンシップ的な意味で同性間の性行動を起こす。同性愛ではない2017/07/30

g830165

2
『結局ヒトの男性は、プレイボーイからマイホームパパへと進化した。いや、女性によってそう進化させられたのだ。』←著者は決して悪意を込めて述べているわけではありません、念のため。とても説得力がある議論の展開。薄っぺらい眉唾の“モテ本”なんか読む時間があるなら、こっちを読むべきかと。2012/02/10

ハシ

0
村上龍の「歌うクジラ」にボノボの事が出てきて興味があり読んでみました。メスが食べ物をもらう為にオスを性交渉に誘うという事が書かれていて これは売春行為のようだと書かれていたのが興味深かったです。その他にもメスと交尾する為にはオスは色んな努力をする事など人の社会と同じような事が書かれていて当たり前ですが人間も動物なんだなぁと感心してしまいました。また今までの進化論とは違う説が書かれていてそのあたりも興味深く読ませてもらいました。このような動物関連の本は初めて読んだのですが他の本も読んでみたいと思えました。2012/08/01

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