内容説明
二重らせんをめぐるドラマ。メンデルの法則の再発見から１００年を経て、遺伝のメカニズムはどこまで解明されたのか。２０世紀の生物学最大の謎「遺伝」に挑んだ科学者たちの足跡を描く。
目次
第１部 遺伝学の夜明け
第２部 遺伝子の実体
第３部 遺伝子の機能
第４部 遺伝子研究の突破口
第５部 遺伝子の多様性と生きものの形
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たらら
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DNAと遺伝情報解明への道のりを、個々の研究者のエピソードをたどりつつ描き出す。なぜ物理学者が生命科学へ乗り換えてきたのか、なぜ彼／彼女はそれを研究対象に選んだのか等々、DNAという謎の周りで研究者たちが玉突きのように動かされていくところは面白いが、いかんせん人の数が多すぎて半分は羅列に近い。大きな絵図も見えにくく、良書だが残念。2010/06/30
