朝日選書<br> 戦国の村を行く

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朝日選書
戦国の村を行く

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022596796
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0321

内容説明

悪党と戦い、百姓が城をもった村―小田原攻めの豊臣軍から、金で平和を買った村―貢納の代わりに、徳政を求めて領主と渡り合った村―戦争と平和の中で鍛えられた村人たちの生命維持の作法。

目次

1 村の戦争(戦場の荘園の日々―和泉国日根荘;村人たちの戦場;戦場の商人たち)
2 村の平和(荘園の四季;村からみた領主;村の入札)
3 中世都市鎌倉(鎌倉の祇園会と町衆)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

7
戦国時代の農民達の暮らしぶりを様々な一次資料から読み解く。雑兵達の生活を支える略奪が大きな目的だった戦い、その中でも大きな比重を占めるのは奴隷売買だった。義の武将とか言われている上杉謙信も合戦の後、奴隷市場開設許可の書状を出しているのだから、今の価値観で理解しようとしてはいけない。そして、農民達と領主の関係もギブ・アンド・テイクのドライなもの。年貢の取立ては厳しいが、その反面領主は農民達との良好な関係に神経を使わないと離反されてしまった。しかし、犯罪者が見つからないと投票で犯人を決める習慣は絶句。 2018/02/14

金目

6
戦国時代の日本の村での暮らしについて。人取り人買いは当たり前で、村も何よりもまず自衛が必要であり、城が権力の象徴になるより前の時代は、村人が有事に籠もる城があった。吉書で誓う歓農と年貢など、領主と村人の間には一定の緊張感がある。もめ事が起きたとき犠牲となる解死人とか、その遺族の補償制度とか、役人どころか盗みの犯人まで決めてしまう入札とか、恐ろしい取り決めがあったらしい。そうしないと秩序が保てなかった時代なのか2020/01/30

みやざき しんいち(死ぬまでにあと1,000冊は読みたいんだ)

6
(44/1000)「泣く子と地頭には勝てぬ」僕達は教科書で、荘園時代の封建体制は圧政と習った。しかしこの本はそのイメージを覆す。領主と村民は共存共栄体制にあったことを史料から解き明かす。領主は春に農民がしっかり農業を行いきちんと年貢を納められる体制を整え(勧農)、農民は増産に努め年貢を納める。お互いが努力することを年頭に誓い合っていたという。武士が農民に加勢を求めていただけでなく、農民も商人として武士相手に商売を行っていた。生きることに強かだった農民とそれを上手にパワーにした武士との力関係がすがすがしい。2018/06/10

剛田剛

1
戦国時代の「村」は自立性と主体性を持った一個の政治的単位であり、一方的に搾取され従属を強いられていたわけではなかった。そのことは、昭和のころまで農村部に残存していた習俗と確かな連続性を感じさせるものでもある。2018/10/26

shinoper

1
根来時に花見をかねていってみた。大塔は、寺院とは思えないほど、厚い床、丈夫な扉に覆われておりました。今では想像もできない戦国の世のたくましさにふれられたような気がします。2009/04/05

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