朝日選書<br> 絵画の領分―近代日本比較文化史研究

朝日選書
絵画の領分―近代日本比較文化史研究

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 647,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784022595126
  • NDC分類 721.026
  • Cコード C0071

内容説明

18世紀の平賀源内や司馬江漢に始まるオランダ系洋風画の系譜は、高橋由一の『鮭』や『花魁』において、一挙に雄渾な迫真美の高みに達した。森鴎外と原田直次郎、夏目漱石と浅井忠、そして岸田劉生まで、近代日本勃興期の絵画と文学の親密な相互作用を、比較文化史の視点から描く。大仏次郎賞受賞。

目次

1 歴史のなかの高橋由一(洋画道の志士;『鮭』と『花魁』の画家;画家と土木県令)
2 画家の留学(森鴎外と原田直次郎;グレーの哀歓―黒田清輝の場合;浅井忠と夏目漱石)
3 夏目漱石―絵画の領分(小説のなかの絵;絵の世界との親交;画人漱石;漱石のブック・デザイン)
4 「切通し」への道(高橋由一と岸田劉生;草土社の周辺―劉生から草田男へ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

22
読んだわけじゃあありません。 日経新聞、2012.11.18『美の美』から抜き書き。 ★宮川匡司『文人ってなんだ?-㊥-夏目漱石』。 ◎夏目漱石『青嶂紅花図』(1915、岩波書店蔵)。 晩年の漱石、南画、桃の花咲く桃源郷的な世界を縦長の画面に描く。  蕪村、大雅、竹田ら好む。   ◎与謝蕪村『新緑杜鵑(とけん)図』(18世紀、文化庁保管)。 『草枕』『虞美人草』『夢十夜』ほか、漱石の作品には、蕪村がよくでてくる。 蕪村晩年を代表する傑作。  2012/11/18

しんかい32

3
明治~大正期の洋画家たちの試行錯誤や、夏目漱石や森鴎外ら文学者たちの美術とのかかわりを通して、西洋文化の衝撃を受けとめようとした当時の日本人たちを捉えた大作評論。穏やかな著者の語り口を通して、高橋由一や岸田劉生らの情熱、内なる陰鬱なヴィジョンから逃れようと絵画に没頭する漱石の姿が浮かび上がってくる。森鴎外はやなやつっぽかったけどね~。2011/08/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/31278

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社トリスタ」にご確認ください。