岩波現代文庫
現代経済学の群像

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006031404
  • NDC分類 331.7
  • Cコード C0123

内容説明

二〇世紀の激動に対峙して、経済学者はいかに自らの学問を鍛え上げていったか。本書では制度学派の祖であるヴェブレン、そして著者が直接交友関係を持った六人を取り上げその生涯と学説を描く。ケインズ革命との学問的格闘や現実との緊張関係など、まさしく生きた経済学説史が再現される。

目次

第1話 ソースタイン・ヴェブレン
第2話 アルヴィン・ハンセン
第3話 ミハル・カレツキー
第4話 ジョーン・ロビンソン
第5話 ウィリアム・カップ
第6話 柴田敬と安井琢磨

著者等紹介

都留重人[ツルシゲト]
1912‐2006年。東京都生まれ。ハーヴァード大学経済学部卒業。47年第一回「経済白書」を執筆。48年東京商科大学教授。72‐75年一橋大学学長、のち朝日新聞論説顧問、明治学院大学教授を歴任。一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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k.shin

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これを読むと古典がより面白く感じるようになるだろう。2010/05/22

bittersweet symphony

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84年の岩波市民セミナーが元ネタつまりその当時の現代経済学という事になる筈なのですが、当時としても一昔前のような人選だったのではないかという印象あり。本書でメインテーマ的に取り上げられている制度学派や、近年話題の「行動経済学」等もそうですが、経済学と称されるカテゴリーを理念的に広げようとすることと学としての厳密性に対する個々人の認識の齟齬が如実に悪影響を及ぼしている感が非常に感じられるところ。2018/09/25

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