岩波現代文庫<br> 命をみつめて

岩波現代文庫
命をみつめて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006030360
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0147

出版社内容情報

人は何のために生きるのか.人生において何が大切なのか.人が生を享けて死を迎えるまでの間に直面するさまざまな問題を,長年の臨床経験を積む内科医として,また敬虔な宗教者として人生観・死生観をふまえて考察する.

内容説明

人は何のために生きるのか。人生において何が一番大切なのか。人が生を享けて死を迎えるまでの間に直面するさまざまな問題を、長年の臨床経験を積む内科医として、また敬虔な宗教者として自らの人生観・死生観をふまえて考察し、医療と看護のあり方、高齢期の生き方、死の受けとめ方、健康維持に必要な心構えなどを提言する。

目次

1 生をみつめて(人間が生まれたのは何を受け何を与えるためか;命をみつめて―医療と宗教の接点;誰もが通る老いへの道;変わっていく女性の年代別の生き方―新しい生き方を求めて)
2 死をみつめて(医療と宗教からみた死生観;死をめぐる医学と看護―タゴール、リルケとの出会いから想う;死の受容―宗教とのかかわりあい)
3 病をみつめて(高齢化社会における健康管理;健康と病い―しなやかに老いを生きる;病気から学んだこと―私の患者学)

著者等紹介

日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
1911年山口県生まれ。内科医。京都帝国大学医学部卒業。人間ドックの導入、ホスピスの設立など、常に医療・医学改革に努める。現在、聖路加国際病院理事長、聖路加看護大学理事長、東京都名誉都民、文化功労者、(財)ライフ・プランニング・センター理事長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。