岩波現代文庫<br> 老いの楽しみ

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岩波現代文庫
老いの楽しみ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 229p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006020033
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

80歳を越えた老夫婦は海の見えるマンションに引っ越した.無理をせず,自然流に,言葉を惜しまず,身体に合わせて暮らす.明治から平成までの永い年月を,精いっぱい生きてきた著者ならではの心あたたまるエッセイ.堀田力解説.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mizzan72

1
沢村貞子さんの文章が好きだ。文章をまとめることに興味を持つきっかけとなった中のひとり。気負いも衒いもない言葉たち。巻末の河合隼雄さんとの対談の中の、宇宙空間で宇宙飛行士が、自分の身体と話すことでその日の調子の程が分かる、って話しがおもしろかった。地上に戻ってくると他人の声のほうがが大きいから、自分の中の声が聴こえなくなるんだと。2014/02/18

日高サン

0
エッセイが好きでよく読むのだけど、これは面白かった。老女の言葉には、諦めと強かさが丁度いいバランスで同居している。生きていくことは、現実と自己の折り合いづけをたえず続けていくことだと読みながら考えた。年老いるまで生きてきた人間の言葉には、年老いるまで生きてこられた理由が垣間見える。 その清らかな言葉遣いと、着物選びや髪結いに見る美意識には、まるで嫌味がなく、実に感じが良い。 年老いた人間の書くもの、考えること、感じることは、まるでちがう世界のことのようで、読んでいて新鮮な驚きと楽しさを感じる。2015/12/03

Satoko Muta

0
巻末に河合隼雄先生との対談があって得した気持ち。「秘密を守ること、よく聞くこと、ほじくり返さないこと、この三つをやったら大カウンセラーです」。ふむー。2012/03/26

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