出版社内容情報
鎌倉らしさを自分で感じ，考えませんか？ まずは北鎌倉駅から鶴岡八幡宮まで歩き，それから「鎌倉時代のまちづくり」や「海」，「環境・景観問題」など六つのテーマで歩きます．修学旅行や総合学習にはもってこいのガイドブックです．
内容説明
緑と海に囲まれ長い歴史の跡がのこる鎌倉。その魅力を自分の見方・感じ方で発見してもらうためのガイドブックです。北鎌倉から鶴岡八幡宮までを丹念に案内したあと、「鎌倉時代のまちづくり」「海」「戦い」「信仰・伝説」「女性史」「環境・景観問題」の六つの窓から鎌倉を紹介します。修学旅行や総合学習のお供にも。
目次
１ 鎌倉と出会う
２ テーマでつかむ（鎌倉時代のまちづくり；海と鎌倉；戦いと鎌倉；信仰・伝説と鎌倉；女性史の中の鎌倉；環境・景観問題と鎌倉）
著者等紹介
岡田寿彦［オカダトシヒコ］
１９４６年、兵庫県生まれ。東京大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修士課程中退。神奈川県職員、駿台予備学校論文科講師などを経て、現在、著述業
関戸勇［セキドイサム］
１９４６年、福岡県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。岩波映画製作所写真部を経て、現在、フリーの写真家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた
15
ジュニア新書らしく中学生が遠足や修学旅行で鎌倉に行くときの基礎学習になる。来週行く予定なので、景観問題は出版当時からどうなったか見てこようと思います。今は渋滞問題のほうがひどいような。もう車で行くのは厳しいなあ。2017/11/24
manabukimoto
2
鎌倉の歴史を知る、おちゃらけ感一切なしの岩波ジュニア新書。 ナショナルトラスト運動の日本での先駆者、北条政子という日本史の中で数少ない女性指導者を生み出した地、彼女の流れで文字通りの「駆け込み寺」東慶寺、夏目漱石の「門」の舞台である円覚寺。 ぼんやりと緑が多い街だなあという鎌倉街歩きに、過去への思いが加わり、鎌倉での時間がさらに楽しくなりそう。 POMPOM CAKES蔵書2023/05/24
Tomozuki Kibe
2
「鎌倉殿」に当てられて鎌倉に行きたい熱。夏休みの旅のお供に（ついでに横浜にも）。見どころは円覚寺そばの石垣１９p・名越切通の大切岸・政子墓など。旅中に何度も見直すと思う。チェックポイントが多すぎてここに書ききれない。ともかく附箋まみれにして、見たところからはがしていこう。 気になるのは景観問題。１６年前でこうなのだから現在は…。「金の卵を産むガチョウの腹を裂いている」のになぜ気が付かない。鎌倉なんて京都以上に観光価値なければ「ただの田舎」だろ？2022/06/28
たか
1
このシリーズ横浜、神戸読んだから今回は鎌倉を。2019/04/10
Guro326
1
ジュニア新書とあなどるなかれ。網羅的でかつコンパクトにまとまっているので、入門書としては最良なのだ。（「横浜」もそうですよ）これを幹にして枝葉をつけていけばいい、のだけれども。。それにしても鎌倉のことをなんにも知らないなあと思い知らされるばかり。。。2012/08/27
