出版社内容情報
いま,日本人は物質的に何不自由ない豊かさを享受しているが,世界では8億の人が飢えや貧困で苦しんでいる.こうした現実のなか,24歳で青年海外協力隊の一員としてシリアに渡った著者が,国連FAOの職員としてイエメン,ソマリア,ガーナなど,途上国での開発援助に携わってきた体験を通して送る若者への熱いメッセージ.
内容説明
いま、ぼくたちの地球では約八億の人が飢えと貧困に苦しんでいる。きみはこの現実をどう考えるか…。著者は、ソマリアやバングラディシュなど、途上国のフィールド(現場)で、貧困撲滅と食糧増産のために半生を捧げてきた国際公務員だ。きみも、海外を舞台にして活躍しようじゃないか。
目次
第1章 酪農への夢と挫折
第2章 シリアへの旅立ち―青年海外協力隊
第3章 シリア―フィデオ牧場の内紛
第4章 国連へのチャレンジ―南イエメン・国連FAO
第5章 ソマリアの難民キャンプで―国連UNHCR
第6章 ガーナ―再び国連FAOへ
第7章 ローマでの仕事と生活―FAOローマ本部
第8章 もう一度フィールドへ―バングラディシュ