岩波新書<br> 抗生物質と人間―マイクロバイオームの危機

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岩波新書
抗生物質と人間―マイクロバイオームの危機

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004316794
  • NDC分類 492.31
  • Cコード C0247

出版社内容情報

増加する生活習慣病、拡大する薬剤耐性菌。その背後には抗生物質の過剰使用がある。魔法の薬はいまや諸刃の剣となって、私たちを「ポスト抗生物質時代」に陥れつつある。最新の科学的知見をもとに、その逆説を問う。

内容説明

拡大する薬剤耐性菌、増加する生活習慣病。その背後には抗生物質の過剰使用がある。撹乱され危機にさらされるヒト・マイクロバイオーム。万能の薬はいまや効力を失うだけでなく、私たちを「ポスト抗生物質時代」に陥れつつある。最新の科学的知見をもとに、その逆説の意味を問う。

目次

プロローグ―抗生物質がなくて亡くなった祖父母、抗生物質耐性菌のために亡くなった祖母
第1章 抗生物質の光と影
第2章 微生物の惑星
第3章 マイクロバイオームの世界
第4章 抗生物質が体内の生態系に引き起こすこと
第5章 腸内細菌の伝達と帝王切開
第6章 未来の医療
エピローグ―世界の腸内細菌を探しに

著者等紹介

山本太郎[ヤマモトタロウ]
1964年生まれ。1990年長崎大学医学部卒業。京都大学医学研究科助教授、外務省国際協力局勤務などを経て、長崎大学熱帯医学研究所教授、医師。専攻は国際保健学、熱帯感染症学、感染症対策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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