岩波新書
Jポップとは何か―巨大化する音楽産業

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  • サイズ 新書判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004309451
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0273

内容説明

一九九〇年代、日本の音楽産業は急激な成長を遂げる。CDのミリオンセラーが続出し、デジタル化や多メディア化とともに市場規模は拡大し続け、いまや日本は世界第二位の音楽消費大国である。こうした変化をもたらした「Jポップ」現象とは何か。産業構造や受容環境の変化など、音楽を取り巻く様々な要素から鋭く分析する。

目次

第1章 「J」の時代のポピュラー音楽
第2章 デジタル化は何をもたらしたか
第3章 テレビとヒット曲
第4章 「ココロ」の時代の音楽受容
第5章 日本という音楽市場のかたち
第6章 Jポップ産業の挫折―急成長の十年が終わって

著者等紹介

烏賀陽弘道[ウガヤヒロミチ]
ジャーナリスト、1963年京都市生まれ。86年に京都大学経済学部を卒業し、朝日新聞社記者になる。91年から2001年まで『アエラ』編集部記者。92年にコロンビア大学修士課程に自費留学し、国際安全保障論(核戦略)で修士課程を修了。同誌では音楽・映画などポピュラー文化のほか医療、オウム真理教、アメリカ大統領選挙などを取材。98年から99年までニューヨークに駐在。03年に退社しフリーランスに
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