岩波新書
精子の話

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  • サイズ 新書判/ページ数 224,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004308928
  • NDC分類 481.2
  • Cコード C0245

出版社内容情報

生命の存続に不可欠の細胞・精子についてこの分野の第一人者が語る.受精の仕組みや鞭毛の精妙なメカニズムなど生化学の最先端の問題から,動物の生殖行動の不思議,体外受精などの社会的に注目される話題まで,興味は尽きない.

内容説明

生命の糸をつむぐ受精という現象、その一方の主役である精子について、この分野の第一人者が語る。生殖細胞として雄の体内で形成されるプロセス、受精のしくみや尻尾(鞭毛)を動かすための精妙なメカニズムなど、生物科学の最先端の問題から、動物の生殖行動の不思議、生殖介助医療などの社会的に注目される話題まで、興味は尽きない。

目次

第1章 精子とは―その発見と多様性
第2章 精子ができるまで
第3章 精子の運動―分子モーターと細胞骨格
第4章 精子の受け渡しと貯蔵
第5章 精子の仕上げ―運動能と受精能の獲得
第6章 受精―精子と卵の会話
第7章 生殖介助技術と避妊

著者等紹介

毛利秀雄[モウリヒデオ]
1930年東京に生まれる。1953年東京大学理学部動物学科卒業、東京大学教養学部長、放送大学副学長、岡崎国立共同研究機構長などをへて、現在、東京大学名誉教授、基礎生物学研究所名誉教授。専攻は生殖生物学、動物生理化学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみ

6
専門的過ぎて私には難しかった。 それでもなんとなく分かったことはまだまだ精子については分からないことだらけで、人間の精子は他の動物と比べて実験するにはいろいろな問題がありすぎるってことくらい。2015/12/08

リボン

2
生物学的な内容。精子の形状が人、マウス、ウニ、ニワトリ、アンコウ、、それぞれ全く異なる。クラゲのなんてかっこよすぎ。男女の性差についての話も興味深い。男、女の中間タイプがたくさんいるということ。年齢や環境、体の大きさにより性別を変える生物もいる。

Ryo Sogawa

0
男たるもの、如何にあるべきか・・・というような冗談はさておき、専門的だけど、バランスがとれていてわかりやすい本でした。2013/12/13

ミディアム抹波

0
表題の卑猥さとは裏腹にかなり専門的で真面目な本。たぶん男なら読んどくべきだろう。2013/09/16

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