岩波新書<br> 現代アフリカ入門

岩波新書
現代アフリカ入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 225,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004301936
  • NDC分類 302.4
  • Cコード C0231

出版社内容情報

アフリカは,いま動いている.ソ連・東欧の激変のもと,環境破壊や圧政・貧困に苦しみながらも,民主化の胎動,そして宗教や民族意識は,植民地以来の国境線さえ揺さぶろうとしている.各国の実情に詳しい著者が,そこに生きる人々の声をふんだんに盛り込みながら,今日のアフリカの政治・経済から社会・文化に至る全体像を鮮明に描く.

内容説明

アフリカは、いま動いている。ソ連・東欧の激変のもと、環境破壊や圧政・貧困に苦しみながらも、民主化の胎動、そして宗教や民族意識は、植民地以来の国境線さえ揺さぶろうとしている。各国の実情に詳しい著者が、そこに生きる人々の声をふんだんに盛り込みながら、今日のアフリカの政治・経済から社会・文化に至る全体像を鮮明に描く。

目次

第1章 独立とは何だったのか
第2章 革命、開発、そしてイスラーム
第3章 サハラを越えた民主化
第5章 政治がつくりだした貧困
第5章 アフリカ資本主義の道
第6章 農民とエコロジー
第7章 日本人とアフリカ人―アパルトヘイトが教えてくれたもの
第8章 それでもアフリカは動く

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wei xian tiang

1
北の独裁、核拡散、国民虐待と数々の国際犯罪は現代の国家として異常であるが、その異常さを唯一無二の特殊視、絶対化してしまってはいけない。それでは金一族を神格化する彼等と大差ない。北を考える際、他の失敗国家の独裁者たちについて読むことは有用に思える。ウガンダの暴政、コンゴ、ナイジェリアの秕政は我国でも有名だが、反植民地主義の旗手ギニアも「収容所国家」であった。2013/11/06

Yamazaki

0
IMF・世界銀行の構造調整政策後に出版されている、当時の見解として面白い2016/10/30

夜郎自大

0
1992/2/16

はちめ

0
現代アフリカの課題があまりに多岐に渡り、それぞれが深刻な状況にあり、しかも改善の傾向にないことに驚いた。過去には成功モデルがなく、支援のあり方や国内の失政、紛争貧困の連鎖だけがあるようにも見える。そんな状況にあっても前に進もうとする多くのアフリカの人達がいると書かれているが、それだけが希望だとすれば悲しい。2013/06/02

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