出版社内容情報
日本の学校と教育が,世界から熱い視線を浴びている.だが,現状はどうか.過熱する受験競争,拡大する学校間格差,体罰やいじめの横行.学ぶ存在である人間の原点にたち返って教育を問い直すことが,いま切実に求められている.近代以降の学校の歴史をたどり,教育学の立場から,脱学校論など現代の学校批判にもこたえようとする.
内容説明
日本の学校と教育が、世界から熱い視線を浴びている。だが、現状はどうか。過熱する受験競争、拡大する学校間格差、体罰やいじめの横行。学ぶ存在である人間の原点にたち返って教育を問い直すことが、いま切実に求められている。近代以降の学校の歴史をたどり、教育学の立場から、脱学校論など現代の学校批判にもこたえようとする。
目次
1 教育とは何か学校とは何か(歴史の中の教育;教育とは何か)
2 学ぶことと教えること(学ぶことと子どもの発達;青年期の教育を考える―ある講演から)
著者等紹介
堀尾輝久[ホリオテルヒサ]
1933年福岡県に生まれる。1955年東京大学法学部卒。専攻は教育学・教育思想史。現在、中央大学教授、東京大学名誉教授
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