岩波新書
GHQ

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  • サイズ 新書判/ページ数 214,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004202325
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0221

出版社内容情報

一九四五年八月,厖大な人命と財産を犠牲にして太平洋戦争は終り,敗戦国日本は,以後六年余り,GHQとよばれた連合国最高司令官総司令部の支配下におかれた.絶対的権力をもって日本の非軍事化・民主化をリードしたGHQは,私たちに何を残したのか.GHQの組織とその政策の変遷をたどり,戦後日本の原点を明らかにする.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りぃ

4
コンパクトにGHQについての情報が納められているので、GHQについて知りたい人はまずこれを読むとよい下準備となると思う。 …が!個人的には著者の結論には納得がいかない。戦後引き起こされたさまざまな社会問題(民主主義の欠陥、教育の退廃、家庭の機能不全、などなど)はGHQの改革のせいではなく、高度経済成長のせいであったり、GHQの改革を自分事として受け止めなかった日本人自身のせいだと言うけれど、それは違う…と私は思う。2020/10/09

bigtree

1
新書2冊目。人事など読むのがキツかった箇所もあるが、戦後の占領政策について、知識を深めることができた。2014/01/19

0
Y-202003/07/19

sansirou

0
GHQ の組織についての詳細は、研究者ではないので冗長な感じであったが、全体としてとても勉強になる内容だった。1983年の本なので古い感じがするが、おわりにの言葉は、今日の日本に切実な意味を持っている。2020/04/19

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