出版社内容情報
「私にとって経済学といえばマルクス経済学である」と語る著者が,長年にわたり『資本論』から学び,自ら追求してきた経済学の理論を概説したもの.資本主義の経済法則,経済学と唯物史観など,マルクス経済学の基本的理論を説き,レーニンの『帝国主義論』やスターリン論文等にも論及しつつ独自の理論を展開する.
内容説明
「私にとって経済学といえばマルクス経済学である」と語る著者が、長年にわたり『資本論』から学び、自ら追求してきた経済学の理論を概説したもの。資本主義の経済法則、経済学と唯物史観など、マルクス経済学の基本的理論を説き、レーニンの『帝国主義論』やスターリン論文等にも論及しつつ独自の理論を展開する。アンコール復刊。
目次
1 『資本論』の経済学(経済学の対象としての経済生活;資本主義を規制する三大経済法則;経済法則の特殊性;『資本論』と『帝国主義論』;経済学と唯物史観)
2 マルクス経済学に特有な二つの用語「物神性」と「変態」とについて(物神性について;「商品の変態」と「資本の変態」)
3 理論と実践―経済学と社会主義(理論にも、実践にも、いろいろある;科学とイデオロギー;経済学と社会主義)
著者等紹介
宇野弘藏[ウノコウゾウ]
1897‐1977年。1921年東京大学経済学部卒業。専攻は経済学。著書『経済原論』『恐慌論』(岩波文庫)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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