岩波文庫<br> ある革命家の手記 〈上〉

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岩波文庫
ある革命家の手記 〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003421826
  • NDC分類 289

出版社内容情報

帝政ロシアの公爵家に生れたクロポトキンが,アナーキズム運動の理論家として活躍するまでの過程を描いたもの.皇帝の近習から地理学者としてシベリアへ,そしてその土地に生きる人々への愛から運動に入ってゆくさまがいきいきと描かれる.クロポトキン自身を語るとともに革命期ロシアの人と風土を描いて余すところがない.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

Saiid al-Halawi

2
生誕からシベリア勤務、アナーキズム覚醒までの前半生。その語り口から彼自身の持つ人柄が浮かび上がってくる。本当に偉大な人物であったと改めて実感した。2010/08/11

bf

1
エリック・レイモンドのエッセイ『伽藍とバザール』にも「共通の理解という原理」について引用されているため興味を持ったが、それだけにどどまらず19世紀中盤~20世紀初頭のロシアを取り巻く社会情勢がありありと判り、抜群に面白い。あと邦訳が秀逸。2018/07/26

1048

1
約30年前に購入していた本です(^_^;) 高校生のころ倫理社会で無政府主義と言えばプルードン、バクーニンそしてクロポトキンと習った記憶があります。 上巻では、貴族社会出身のクロポトキンが皇帝直属の近習学校を卒業後、陸軍士官としてシベリアへ赴任、そこでの勤務経験により、中央集権的官僚社会に対する不信感を抱くようになり、軍隊を離隊するまでの、即ち、無政府主義者としての礎が形成される準備期間について、記載されており、興味深く読ませていただきました。下巻が楽しみです。2018/03/05

てれまこし

1
農奴に同情する貴族の息子が皇室お気に入りの近習学校主席になり、周囲の期待に反して極東に配属を希望し、シベリアを探検する。科学の力を信じる地理学者であり進歩主義者は、反政府活動に関わり投獄される。脱獄そして渡欧、各国の官憲やスパイと渡り合いながら、無政府主義者として生活を全うする。下手な小説より面白いのは、意識的にしろ無意識的にしろ、創作の部分があるのだろうが、カネも地位も省みず弱い者たちのために奮闘する若き活動家たちの姿に、当時の日本の若者たちが胸を熱くしたのもわかる。シニカルな世代には羨ましくもある。2017/12/11

のうみそしる

0
農奴解放の衝撃やシベリアでの反乱など、当時のロシアの状況が鮮やかに記録されている。「皇帝は精魂の尽き果てた人間だ」と表現できる人間が当時どれほどいたのか。それにしても大杉栄然り、アナキストたちは魅力的な文章を書くものだ。現状を良くしようとする信念がそうさせるのか。2015/11/23

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